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【100均】ダイソーの磁気エラー(不良)防止シートって何に効く?スキミング防止ケースとして使える?

100均で磁気エラー防止シートを購入してきたのでレビューしていきます。

スマホケースにも入りやすいカード型なので気になっている人は是非。

また、スキミングについても軽く触れています。

Amazonで大好評の磁気エラー(不良)防止シートはコチラ↓

ダイソーの磁気エラー防止シートはこんな感じ

ダイソー(DAISO)で購入した磁気エラー防止シートはこちら↓

ダイソーの磁気エラー防止シートの外観を確認してみましょう。
まずパッケージはこんな感じでいつも通りシンプルです。

シートは2枚入り。
若干黄色みがかった金属色。
表面に光沢があって、裏面は少しマットな雰囲気ですね。

サイズはカードよりわずかに小さめ。
非常に薄く柔軟なフィルム状です。

スマホケースのポケットに入れるとこんな感じになるでしょうか。

スマホ側の磁気をカットするわけですので、シートはカードとスマホの間に来るように配置します。




交通系ICカードとFelica

Suicaなどの交通系ICカードには日本で開発された近距離通信方式の「Felica」が使われています。非接触で短時間に情報のやりとりが出来る上にセキュリティ面も優れた方式です。

Googleなどが提唱しているNFCという仕組みと似た使い方が可能なものですが、電源などがないカード単体でも動作が可能な優れものです。

カードリーダーとの間では「電磁誘導」の仕組みを使って通信を行ないます。この点が恐らく磁気エラー防止シートと関係してくる部分です。

カード側に記録された重要な情報は強固な「暗号化」が行なわれた状態で保存されている上に、カードリーダーとの間で「認証」処理を行なわないとその領域にはアクセスが出来ません。この辺りがFelica方式の強みですね。




セリア(seria)に販売されている磁気エラー防止シート

100均のセリア(seria)でも磁気エラー防止シートが販売されていました。

  • 名称:磁気エラー防止シート
  • 価格:110円(税込)
  • 枚数:1枚
  • サイズ:53mm×85mm×0.3mm
  • JANコード:4965534174015
  • 素材:金属、PET
  • 製造国:中国
  • 確認日:2022年9月末頃

枚数は1枚なので、セリア(seria)で購入するよりダイソー(DAISO)で購入する方がお得ですね。

Felicaと磁気エラー防止シート

スマートフォンには振動を発生させるためのモーターが内蔵されていますが、あの薄い空間にそれなりに強力なモーターを埋め込むために、モーターには強力な磁石が使われています。恐らく「ネオジム」系の超強力なものが採用されているのではないかと思います。

そして前の節で述べたとおり、交通系ICカードと改札機などのカードリーダーは電磁誘導の仕組みで通信を行ないます。

スマートフォンのモーターの磁石やモーターが動くときの電磁力の発生がカードとカードリーダーの間の通信に干渉するのでしょう。スマホケースに交通系ICカードを入れた状態で読み出しエラーが出るのはこの辺りが原因となっているのだと思われます。

ダイソーなどで販売されている磁気エラー防止シートは、スマートフォン側にある磁気を持つあれこれのカードに対する干渉を少しでも抑えようという目的で開発されています。

余談ですが、スマホのモーターの磁力は磁気カードや通帳の磁気情報を壊すポテンシャルが十分にあります。こちらの干渉にも注意してくださいね。著者は(恐らく)スマホの磁気で通帳を1つダメにしました..。

Felicaとスキミング防止について!

Felica方式のカードは非接触で簡単(そう)にデータのやりとりを行なうため、不正にカードからデータを抜き取る「スキミング」への不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実際にはカードとカードリーダーの間での認証処理が通らない限り、カード側に記録されている重要情報にはアクセスが出来ない仕組みです。単純な磁気カードが狙われて被害が出るようなタイプのスキミングで簡単に情報が盗まれることはありません。

Felicaを使ったカードでもスキミングを狙う側が超本気で認証を突破できる仕組みでも作り上げてきた場合には、交通系ICカードでも情報を盗まれる可能性はゼロではありません。その場合には残念ながら磁気エラー防止シートなどでは防御は難しいでしょう。

現実的には難しい!

ただし現実的には、交通系ICカードを使ったサービスを展開している会社がハッキングを受けて情報の流出でも起こらない限りは、カード側からスキミングによりデータが盗まれることはないでしょう。

と、言いますか、ブラックハッカーがそこまでやれるのならば、運営会社から直接情報を抜いた方が楽ですよね。