➡️ 買って良かったカメラとレンズ、アクセサリ!

買って良かったカメラとレンズ、アクセサリ!

レンズ交換式カメラで大切なのは本体よりもレンズ!

著者はキヤノンのデジタル一眼レフ、EOS 90Dを使っています。レンズ交換式カメラは「撮影システム」ですのでカメラ本体だけだと力を発揮できません。撮りたいものをカバーできる交換レンズは必須です。

また、撮影データを記録するメモリカードもほとんどの場合別売りですので追加購入が必要です。出先でたくさん写真を撮るならバッテリーも複数持った方がいいでしょう。特にバッテリー消費が多めのミラーレス一眼ならばスペアを2つぐらいは持っておいた方がいいと思います。

キヤノンEF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

キヤノンの廉価ラインの望遠ズームレンズです。EOS Kissシリーズなどの手軽な本体に標準ズームレンズと一緒にセットで販売するレンズにも使われていました。

レンズ単体を通常価格で購入しても5万円程度で入手出来るお手軽レンズで、特殊で高価なガラスや設計・製造方法を使っていないにもかかわらず、ものすごく光学性能が良いレンズに仕上げられています。「隠れLレンズ」なんて言われるぐらいのシャープな写りをします。

さらにボケも非常に美しい上に近接能力も高く、マクロレンズ的にも使える万能レンズと言ってもいい1本です。レンズはとてもコンパクトで軽量。旅行などにも持って行きやすいボリュームなのも嬉しいポイントです。

実際の写りや使い勝手は上記のスペック通りの仕上がりで著者も非常に満足しています。

弱点らしい弱点と言えるのは、点光源をぼかすと強めの「年輪ボケ」が出るところぐらいでしょうか。コントラストが強い輝点がたくさんあるとその影響でボケ味が少し乱れます。

キヤノンEF-S17-55mm F2.8 IS USM

レンズが設計・製造されてから20年ほど経つそこそこ暦が出ているレンズですが、今のAPS-Cサイズセンサーで3,000万画素級のEOS 90Dでも十分に高画質な写りをもたらしてくれる高性能製品です。

センサーが高解像度になるほどレンズに求められる性能はシビアになる世界なのですが、20年前の1,000万画素級のカメラの時代に設計されたレンズが未だに一線級の写りをするのはある意味脅威です。

開放F値が2.8通しの明るいズームレンズなためレンズのサイズは大きく重量も重めですが、その程度は無視できるだけの性能を持つ製品になっています。

明るいレンズなのでボケも使いやすくボケ味もかなり良好なため、積極的にボケを使った立体感ある表現を行いたくなるレンズです。

光学式の手ぶれ補正機能も内蔵していてそれなりの効果を発揮してくれますので、レンズの明るさ、今のデジタルカメラの高感度性能とも相まって手持ちでの夜景も狙えます。また、レンズにとってはある意味最も厳しい被写体である「星」の撮影もしっかり対応できます。

著者が撮影に出かけるときには必ず持っていく1本です。

タムロンSP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2

かつてのレンズ交換式カメラの世界では全く想像も出来なかった領域に、デジイチの「交換レンズとしてはリーズナブル」な価格で手を届くようにしてくれた革命的な製品です。

カメラメーカーが製造する純正レンズでは600mmという焦点距離に手が届く製品は「7桁万円」のプライスタグがつきます。もちろん絶対的な光学性能や明るさなどのスペックでは純正レンズの方が上を行きますが、そういった条件を加味しても10万円プラスαの価格で入手出来るこのレンズは本当に画期的な1本だったのです。

一般的には焦点距離が長すぎて使い途すら難しい製品ですが、野鳥撮影の世界では「500mmが標準レンズ」などと呼ばれます。またヒコーキ写真ジャンルでも対象が戦闘機になるとこのクラスのレンズが欲しくなります。

著者は冬のラッセル車や月の撮影目的でこのレンズを入手。このレンズでしか撮れない写真にとても満足しています。

大きく重く手ぶれにも厳しい上に空気の揺らぎまで映り込んでしまうために性能を引き出すのがとても困難なレンズですが、それでもこのレンズでしか得られない世界がある、唯一無二の存在です。

キングストンSDカードリーダー

高性能なデジタル一眼カメラの性能を下支えするのは実は地味にも思える小さなパーツ、メモリカードです。著者が今メインで使っているEOS 90Dは高速タイプのSDカード、UHS-II規格のものです。

UHS-II規格の超高速なSDカードの性能をフルに引き出すには対応メモリカードが必須。また、高性能なデジタル一眼カメラで高速連写すると撮影枚数は一気にかさんでトータル撮影データ量も膨大なものになります。

このためそのデータをパソコンなどで扱うにはUHS-II規格に対応するカードリーダーが必須。この製品はUHS-II規格のSDカードの性能をフルに引き出せる製品です。

UHS-II規格のSDカードでは理論的な最大転送速度が312MB/sに達します。ちょっとしたポータブルSSDに迫る性能があるわけです。これを活かせば大量の写真のハンドリング効率が一気に上がります。

キングストンのこのメモリカードリーダーも高性能なSDカードとの組み合わせで論理性能の上限に迫る転送速度が簡単に出るんです。

エツミのコールマンブランド、トートバッグ風カメラバッグ

トートバッグ型でコンパクト。それでいて十分な容量をもち、さらに防水性まで備えた高機能なカメラバッグです。

アウトドアグッズのメジャーブランドのコールマンとの提携で、デザイン面や機能性に「らしい」作り込みがあるのも嬉しいところですね。

本来はミラーレス一眼を収納することを狙った製品だと思いますが、一般的なデジタル一眼レフに標準ズームを付けたもの+望遠ズームレンズが普通に入れられる容量は確保されていたりします。このサイズ・容量がちょっとした撮影旅行にはピッタリだったりするのです。

また、カメラ保護のためのクッション入りインナーケースは取り外し可能で、単なるトートバッグにも化ける作り。肩掛け用のストラップも付属しますので、コンパクトなショルダータイプのカメラバッグとしても機能する作りです。

サイズがコンパクトですので、10インチ以上のタブレットを入れるのはちょっと苦しいでしょう。写真のプレビュー目的なら8インチタブまでになると思います。

まとめ

デジタルカメラで撮影したデータは撮ってそのまま放置するケースは少なくパソコンなどに吸い上げて保存、調整などを行うユーザーが多いでしょう。その場合にはメモリカードからパソコンにデータを転送するための機材などもあった方が作業効率が上がります。

と言うわけで、カメラ周辺の様々なアイテムがいつの間にか集まるものなのです。そういう著者もなんだかんだいってあれこれたくさんの機器が貯まっています。そんな中で著者が買って良かったと思った製品を紹介しました。