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G-Callってどんなサービス?デビットカードは使える?

最近のMVNOは独自のかけ放題オプションを提供しているところが増えていますが、激安回線の中にはそうしたサービスがないところもあります。ガラケーもそのようなサービスはありません。

そうした人たちが注目しそうなのが、通話料金カットに役立ちそうなサービス「G-Call」です。利用料金や申込方法などは、どのようになっているのでしょうか。

G-Callには2種類のサービスがある

G-Callは2種類のサービスを提供しています。一般回線をプレフィックス通信で利用するG-Callと、ネット回線を利用するIP電話であるG-Call050です。

料金はG-Callの方が割高になっていますが、専用のアプリを使う必要がないため、スマートフォンだけではなくガラケーでも利用できるというメリットがあります。

一般回線を利用するG-Call

電話番号の前に特定の番号をつけることで、通話料金が安くなる「プレフィックス通信」という仕組みがあります。G-Callはこの仕組みを利用しているサービスです。

一応、スマホでの利用に当たってはアプリが提供されていますが、必ずしも利用する必要はありません。やっていることは、自動でプレフィックス通信用の番号をつけているだけなのです。

これは、アプリがインストールできないガラケーでも利用できることを意味しています。特定の番号をつけさえすれば、プレフィックス通信と認識してくれるからです。

MVNOが提供している通話料割引オプションの中にも、このプレフィックス番号を利用しているものがあります。料金はG-Callとほぼ同レベルですが、そのMVNOの利用者以外は使えません。

これに対してG-Callは、どこのMVNOを利用している人でも使えます。基本利用料金は安いけれど、格安通話オプションがないMVNOと組み合わせると、料金節約につながります。

余談ですが、G-Callは固定電話からの利用も可能です。ただ、固定電話の料金と比較すると割高なので、利用する人はまずいないと考えていいでしょう。

ネット回線を利用するIP電話G-Call050

これに対して、G-Call050はネット回線を利用するIP電話サービスです。後述するように、G-Callと比較しても通話料金を抑えられるというメリットがあります。

プレフィックス通話も、一般的な携帯電話や固定電話と同様に、既存の回線を利用することに変わりはありません。回線には利用料があり、一定料金より安くすることはできないのです。

これに対してIP電話は、既存の電話回線ではなく、ネット回線を利用して通話します。LINEなどの通話サービスと、基本的には同じ仕組みなのです。

当然のことながら、NTTなどに回線の料金を支払う必要はありません。このため、G-Callと比較しても大幅に料金を抑えられるというわけです。

ただし、デメリットもあります。接続に専用のアプリが必要となるため、そもそもアプリがインストールできないガラケーなどでは利用できないのです。

スマホと比較して維持費が安いため、今でもガラケーを利用している人もいます。そうした人が通話料金を抑えるために利用できないのは、デメリットと言っていいでしょう。

両方のサービスの料金はどうなっているの?

前述のようにG-CallとG-Call050では、利用料金が異なっています。結論から書くと、料金そのものはG-Call050の方が割安になっています。

まずG-Callですが、国内電話の料金は税込み30秒10円です。MVNOをはじめとするスマホの通話料金が税込みで30秒22円ですから、半額になっています。

オプションとしては、月額税込み880円を支払えば10分以内の電話がすべて無料になる「かけ放題プラン」が用意されています。10分を超える分については、30秒10円となります。

一方、G-Call050の場合、国内通話料金は相手が固定電話なら3分8円、スマホなど携帯電話なら3分16円(いずれも税別)となります。G-Callと比較しても、大幅に安いです。

また、G-Call050同士の通話だと、国内外関係なく通話料金は無料になります。これで基本料金は月額280円なのですから、価格面だけならG-Callは勝負になりません。

ただ、前述のようにG-Call050はガラケーなどからの利用ができません。大幅に安いのは魅力ですが、維持費の安いガラケーで使えないのは痛いです。

どのようにして申し込むの?

申し込み方法については、両方のサービスで共通している部分は多いですが、入力すべき情報についてはやや異なっているところがあります。

G-Callの場合

G-Callの申し込みは、公式サイトから行います。まずメニューの「電話サービス」から「国際/国内電話」を選んだあと、表示されたページの「お申し込み」をタップしましょう。

G-CallのIDを持っている人は、IDとパスワードを入力します。持っていない人は、新たにG-CallのIDを作成することになります。ここでは、後者について説明します。

申し込みページでは住所氏名、G-Callの希望IDとパスワード、クレジットカード番号に加え、利用できる電話番号を入力します。この番号からしか、G-Callは利用できません。

請求書や通話明細を郵送してほしい人は、オプションで申し込むことができます。この場合、月額100円(税別)が必要になります。

ただし、申し込んでもすぐに使えるわけではありません。平日の場合は正午までの申し込みなら翌営業日の正午まで、それ以降や土日祝日なら2営業日後の正午までに利用できるようになります。

G-Call050の場合

G-Call050の場合「電話サービス」から「G-Call050」を選ぶことになります。その後の手続きはG-Callを大きく変わるところはありませんが、入力すべき情報がやや異なっています。

G-Callでは電話番号のみを入力しますが、G-Call050ではスマホで使えるメールアドレスの入力も必須となります。また、請求書や通話明細発行のオプションはありません。

申し込んでもすぐに使えない点は、G-Callと同じです。ただし、G-Call050で利用できるIDとパスワードが送られてくるのは必ず翌営業日なので、G-Callより早いこともあります。

あとは、iOSの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playから「Cloud Softphone」で検索をかけ、G-Call050用のアプリをインストールすればOKです。

料金支払いの方法は?デビットカードはOK?

G-Callは申し込みに当たって、クレカの番号を入力する必要があります。逆に言えば、クレカの番号がなければ申し込むことはできないのです。

クレカを持っていない人がデビットカードなどで支払おうとしても、そもそも申し込むことができません。このあたりは、ちょっと残念なところです。

プレフィックス通信タイプで、クレカ不要なものはありません。IP電話ならば、楽天系のSMARTalkが条件付きとはいえデビットカードでの決済が可能です。

ただ、SMARTalkの通話料金は30秒で8円と、G-Call050の6倍になっています。これならば、クレカが作れるものなら作ったうえで、G-Call050に申し込んだ方がいいでしょう。

使用感は?音質については厳しい声も

一般の電話回線を利用しているG-Callについては、使用感は普通の電話と変わりません。問題は、ネット回線を利用しているG-Call050の方です。

IP電話が利用するネット回線は、通話以外のデータもたくさん流れていますので、音質という面では専用回線と比較して不利だとされています。

「通話の品質が最悪で、何を言っているか分からないと言われた」(年齢・性別不詳)という口コミがあるのは、ちょっと引っかかります。他のIP電話サービスと比較しても、音質が問題だと指摘しています。

ただ、海外とのやり取りが多い人は、G-Call050を高く評価しています。通話料金が大幅に安くなるためで、「料金が(国際電話の)半分程度と安く、助かっている」(年齢・性別不詳)という口コミもあります。

G-Callはともかく、G-Call050は通話の質についてはある程度割り切ったうえで、通話料金を抑えるためのサービスだと思って使った方がいいでしょう。