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楽天モバイルで端末のみ購入する方法ってあるの?

楽天モバイルでは、市場価格よりもリーズナブルな価格で端末も取り扱っています。いずれもSIMフリーなので、乗り換えることになっても基本的にそのまま利用できます。

お得な価格で購入するためには、楽天モバイルの会員である必要があります。ただ、実際には端末のみを入手できる「裏技」のようなものがあるのです。

楽天モバイルで端末のみを入手する「裏技」とは?

楽天モバイル公式サイトでは、回線とセット購入すると端末をリーズナブルに入手できますが、端末のみの購入は無理です。楽天市場店では端末のみを買えますが、割安感はあまりありません。

実は、楽天モバイルには最低利用期間がないので、これを利用して端末のみを入手する方法があります。また、既に回線を持っているならば、端末の買い増しという手もあります。

楽天モバイル本家では端末のみ購入はできない

楽天モバイルのサイトで、右上のメニューから「製品」を選ぶと、スマートフォンやポケットWi-Fiなどの端末がずらりと並んでいます。もちろん、これらは商品であり、購入可能です。

注目すべきは、その価格設定です。さまざまな端末の中に、家電量販店やネットショップで購入するよりも、大幅に安い価格がつけられているものがあるからです。

一例を挙げれば、HUAWEI nova lite 3は楽天モバイルだと、税込み1万7578円で販売されています。価格比較サイトを見ると、最安でも2万円強の製品ですから、破格値と言っていいでしょう。

また、楽天モバイルの公式サイトで購入すると、分割払いも可能です。HUAWEI nova lite 3の場合、24回払いで732円(初回のみ742円)となり、月々の負担が極めて小さくなります。

問題は、こうした製品を購入するためには、楽天モバイルの回線の同時契約が必要なことです。回線契約なしでの購入は、楽天モバイル公式サイトではできなくなっています。

楽天市場店では割安感があまりない

実は楽天モバイルは、楽天市場にも「出店」を持っています。ここでは回線契約だけではなく、端末のみの購入もできるようになっています。

問題は、楽天モバイル公式サイトと同じ価格で買えるわけではないということです。また、同じ製品が入手できるというわけでもないのです。

一例として、OPPO A5 2020と比較してみましょう。税込み価格は、楽天モバイル公式が2万5900円ですが、楽天市場店では2万8800円と2900円高くなっているのです。

しかも、価格比較サイトを調べてみると最安値は2万7800円で、楽天市場店よりも安いのです。分割払いにも対応していないので、一時的な負担は大きくなります。

ちなみに、上で例に挙げたHUAWEI nova lite 3は、楽天市場店では取り扱っていません。楽天本家に出店しているからといって、品揃えが豊富というわけでもないのです。

最低利用期間がないことを利用した「裏技」

楽天モバイルには最低利用期間がなく、1ヶ月だけの利用であっても違約金を取られることはありません。以前はデータSIMのみでしたが、最近になって音声SIMも最低利用期間を撤廃したのです。

つまり、たった1ヶ月だけの利用であっても、違約金を支払う必要がなくなったのです。まだ最低利用期間を撤廃していないMVNOがある中で、英断と言ってもいいでしょう。

これを利用して、端末のみを入手する裏技があります。利用料金の安いデータSIMと一緒に申し込み、1ヶ月以内に解約すれば、端末のみが手に入るというわけです。

1ヶ月間の契約だと、データSIMの利用料金と事務手数料を足して、安いドコモ回線ならば4310円が必要です。これが、端末代金に上乗せされるのです。

つまり、この裏技を使っても、端末が安くなるわけではありません。ただ、分割払いに対応しているので、経済的負担が小さくなるというメリットはあります。

既に回線を持っているなら買い増しがオススメ

既に楽天モバイルを利用しているなら、端末を買い増しする方法があります。これならば、新たに回線契約を結ばなくても、格安価格で端末を入手することが可能です。

やり方は、まずユーザーエリアであるメンバーズステーションにログインします。そこで「端末買い増しサービス」を選びましょう。機種変更のページに入りますので「お申し込みへ」をタップします。

買い増しをする端末の種類や色などを選びます。ケースや画面保護フィルムなどのアクセサリーが必要ならば選択し、同時に購入してしまいましょう。

購入者の情報を入力したあと、支払い方法を選びます。クレジットカード、デビットカード、楽天スーパーポイント、代金引換のいずれかが選べます。

このうち、分割払いに対応しているのはクレジットカードのみで、楽天カード以外だと分割払い手数料がかかります。楽天カードでの購入がオススメですね。

端末のみを購入する場合の注意点

このように、やり方によっては、楽天モバイルで端末のみを購入することは可能です。ただし、購入するに当たっては、以下の3つに注意しておく必要があります。

・支払いに口座振替が使えない
・端末保証があるのは1台だけ
・SIMのサイズが合っているかどうか

支払いに口座振替が使えない

楽天モバイルは支払いに口座振替が使えるので、クレジットカードを持っていない人にとっては利用しやすいMVNOのひとつです。ただ、それはあくまでも利用料金に限った話です。

実は端末やアクセサリーについては、口座振替が使えないと公式サイトに明記されています。分割払いについても、クレカしか受け付けていません。

このため、楽天モバイルの端末をクレカなしで購入するならば、代金引換を利用するか、楽天スーパーポイントで支払いを行うかのどちらかになってしまいます。

さすがに端末代金に相当するポイントを集めるのは難しいですが、コンビニエンスストアなどで楽天ポイントギフトカードを買って利用すれば、実質的に現金支払いとなります。

端末保証があるのは1台だけ

スマホを使っていれば落としたり、水没させたりして故障させてしまうこともあるでしょう。そういう時に、新品同等品と交換してもらえる端末保証を付けている人も多いでしょう。

楽天モバイルでも、そうした保証は用意されています。問題は、端末の買い増しを行った場合、端末保証は1台にしかつけられないということです。

買い増しを行った場合、端末保証を新しい方に付けると、以前から持っている方は端末保証の対象から外れてしまいます。古い方に付けると、新しい方は端末保証が付けられません。

こうなると、何らかの理由で故障してしまったとき、修理代が高くつくことになってしまいます。買い増しは、この点に留意した上で行うようにすべきだと言えます。

SIMのサイズにも注意が必要

microSIMに対応しているような古い機種を利用している場合も、注意が必要になります。最新機種はnanoSIMに対応しているものが多く、SIMを流用できない可能性があるためです。

nanoSIMはmicroSIMよりサイズが小さいので、アダプターを付けて対応するようなことは不可能です。SIMを自力で切ってサイズを合わせることは不可能ではありませんが、オススメできません。

そうなると、楽天モバイルでSIMを交換してもらうことになりますが、タダではありません。税込み3300円の手数料がかかってしまうのです。

楽天モバイルの端末が格安だといっても、SIM交換に必要なお金を払うと全くお得ではなくなってしまうことも考えられます。SIMのサイズはスペックに記載されているので、確認しておきましょう。