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SOUNDPEATS Air3 Proのレビュー!コスパ最強!?

抜群のコスパ。VGP2022にも選出されたSOUNDPEATSのAir3 Pro。

今一番熱いイヤフォンのジャンルはなんと言っても完全ワイヤレス型でしょう。Bluetoothイヤフォンの1ジャンルで左右のイヤーピース間にもケーブルがない、装着時の自由度がとても高い製品です。

元々Bluetoothイヤフォンは有線タイプよりも割高な価格設定ですが、そのBluetoothイヤフォンの中でも完全ワイヤレスイヤフォン、TWSイヤフォンはさらに高めの価格設定になっています。

ですが今回取り上げるSOUNDPEATSのAir3 Proは、アクティブ・ノイズキャンセリング機能まで搭載しながら、TWSイヤフォンとは思えないお手頃価格を実現した製品です。

Amazonのタイムセールを利用してさらにお手頃価格で手に入れられましたので、じっくりと聴き込んでみました。

SOUNDPEATSとは

非常に高いコストパフォーマンスと安定した動作で注目を集めつつあるイヤフォンブランドが、今回取り上げるAir3 Proを製造・販売している「SOUNDPEATS」です。

SOUNDPEATSは中国深センに本拠地を置く会社で、最近一部のオーディオユーザーの間で大きなトレンドになっている「中華イヤフォン」と呼ばれるジャンルの製品を作っているメーカーです。

中華イヤフォンにはほぼ確実に当たり外れがあって購入の際には「ギャンブル」的要素がどうしても入り込んでしまうのですが、当たりを引くと他の国製のイヤフォンの数倍以上のコスパが実現できるタイプ製品です。

SOUNDPEATSはそんな会社の中でも完全にイヤフォンに軸足を置く製品開発、販売を行なっているユニークなメーカーです。しかも製造するイヤフォンは基本Bluetooth接続のもののみと言う徹底ぶり。

日本市場でも少しずつ存在感を増している会社です。

Air3 Proのスペック

ではまずAir3 Proのスペックを確認しておきましょう。

ドライバー:12mm振動板のダイナミック型1発
Bluetooth:バージョン5.2対応
対応コーデック:aptX-Adaptive、aptX、AAC、SBC
内蔵バッテリー:40mAh(イヤフォン側)、280mAh(ケース側)
連続再生時間:約6時間(ANC OFF)、約5時間(ANC ON)、約24時間(ケース込みANC OFF)、約20時間(ケース込みANC ON)
充電時間:1~2時間(イヤフォン側)
給電ポート:USB Type-C形状
通話用マイク:高感度MEMSマイクx2(片側)
重量:4.5g(イヤフォンのみ)、36.8g(ケース込み)
防水規格:IPX4

主な仕様はこんな感じです。
メーカー側では明確に音響特性は明らかにしていません。

音声コーデックはaptX系最新のaptX-Adaptiveに対応しているのが大きな特徴ですが、スマートフォンなどの音楽データを送る側の機材の対応が進んでいないのがネックと言えばネックかもしれません。

Air3 Proの外観

次に製品の外観を見ていただきましょう。

パッケージはこれまたコンパクトな作りですが凝った化粧カバー付き。
著者手元に届いた分にはVGP2022受賞のテープが貼られており、ちょっと誇らしげな雰囲気です。

その下は黒一色。
結構高級感あります。

内容物はケース、イヤフォン本体、マニュアル、というよりは簡易な使用法を記した冊子1つに充電用USBケーブルです。

ケースはかなりコンパクトで持ち運びは間違いなく楽ですね。

その代わり、立てて置くことが出来ません。
ちょっと不思議で残念な作りです。
外装はラバー感がある柔らかい感触でマットな黒塗装。

充電用コネクタは底面にあたりそうな部分についています。

イヤフォン本体をケースに格納する方向はこんな感じですが、ちょっと差し込む向きも微妙に気になります。耳に装着するときと「逆向き」なんですよね、これ。

小さいポイントですけど、使用時としまうときにまだ少し戸惑います。

イヤーチップはSMLサイズの3セット同梱ですが、一般的なサイズよりもちょっと大きめな感じです。また、長さが短めで装着感がもう一つ。落ちそうな感触はないのですが。

音漏れや耳栓効果への影響もちょっと気になります。

VGP2022金賞受賞

SOUNDPEATSのAir3 Proはオーディオ系雑誌の「analog」や「Audio Accessory」を出版、「PHILE WEB」というオーディオ・ビジュアル系のニュースサイトを主催する音元出版が開催している「VGP」の金賞を受賞しています。

今、Bluetoothイヤフォン市場が活況で大量の製品が出ていることもあり、このジャンルはものすごく細かなカテゴライズが行なわれています。Air3 Proが金賞を取ったのは「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング(6.5千円未満)」ですね。

低価格帯のTWSイヤフォン分野です。
合わせてコスパ対象も受賞しています。

プロの耳でチェックされた結果ですから、ある程度の製品のクオリティの目安になってくれるはずです。

ペアリング操作

初期状態からのペアリング操作はとても簡単で、ケースの蓋を開けてイヤフォンの電源が入るとペアリングの待ち受け状態になります。あとは、スマートフォンやパソコン側でBluetoothデバイスの追加操作を行なうだけでOK。

問題なく接続出来ると思います。

ただ、Air3 Proは複数機材との接続情報を保持しておくことが出来ないようです。このため、別の機材と接続するときには一度Air3 Pro側をリセットする必要があります。

この操作はケースの後ろ側についているボタンの長押しで行ないます。10秒押し続けて赤いランプが3回点滅すればOK。別の機材側でペアリング設定を行えます。

聴いてみる

一聴してすぐにかなりクリアな再生が行えることが分ると思います。エイジングとかなしでも最初からなかなかいい感じの音が出てきます。

立ち上がりが速い音に対する追従もなかなか。それぞれの音のフォーカスも結構頑張っていて、音の像のぼやけは少なめです。定位もブレません。再生できる音の範囲もかなり頑張っている感じで、重低音と言えそうな所もしっかり伸びています。

高音は大人しい表現ではありますが、変なクセもなく上までしっかり出ていそうです。

音のバランスは低音強めですが高音側が大人しい感じですので、いわゆる「ドンシャリ」にはならず。小さめのボリュームで聴いても音楽のバランスが保たれやすいチューニングだと思いました。

音の広がる空間は少し小さめ。
耳の幅は超えない範囲で、頭蓋骨の範囲より一回りか二回りぐらい小さい空間が出来る感じです。

ボーカルに関しては少し声が軽くなると言うか細くなると言うか。声の低音成分が薄れたような重心の高い音にわずかに変化するような感じです。

低音もたっぷり出ているし重低音もよく伸びているのに、ちょっと不思議な音のバランスですね。

それでもタイムセールなどを使えば5,000円を切るぐらいの価格で入手出来るTWSイヤフォンとしては大健闘と言える良い音だと思います。

装着感

あまり工夫したようには見えない形状のイヤーピースですが、装着時の安定感の方はなかなか。標準の高さの低いイヤーチップのままでもあまり落としてしまいそうな感じはありません。

ただ、やっぱり少し長さがある他社製のイヤーチップの方が装着時の安心感は高め。

また、標準のイヤーチップだとカナル型イヤフォン特有の「耳栓効果」がかなり弱い感じですね。外音がかなりしっかり聞えます。周囲の状況が分りやすいので安全ではあるのですが、コンテンツへの没入感は削がれがち。

標準品とソニーのハイブリッドタイプのイヤーチップを交換してみても音質変化はほとんどありませんでしたので、どんどん思い切って装着が安定するとか耳栓効果を高めるとかの目的でイヤーチップ交換にトライするのもアリだと思います。

ノイズキャンセリングと外音取り込み機能

アクティブノイズキャンセリング機能はしっかり働いているようではあるのですが、実際の外音の遮断効果の方はもう一つ弱めな感じです。これはANCの性能云々と言うよりも、パッシブなノイズキャンセリング、耳栓効果がイマイチなことが影響しているのではないかと思います。

イヤーチップをより密閉度が高いものに交換することでANCの効き具合も変わってくるでしょう。

外音取り込み機能は思いの外ホワイトノイズのレベルが高く、実用性はそこそこあるものの聴いている音楽などへの悪影響がちょっと気になるところです。

aptX-Adaptiveもちょっとお試し

手元のスマートフォンのXperia 1 IIIはaptX-Adaptiveにしっかり対応していましたので、こちらにも接続して音を出してみました。もちろん全く問題なく再生が可能ですね。

デフォルトの24bit/48kHzサンプリングで再生してみましたが、特に音質に変わった感じはなく。SOUNDPEATSのAir3 Proが「ハイレゾ対応」を名乗らないことからも分るとおり、そこまで特別に高い再生能力を持っているわけではないようです。

まとめ ~抜群のコスパ~

とまあ、いくつか気になる点もあるにはあるのですが、でもなにせアクティブノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤフォンがこの価格ですからね。

しかも基本的なイヤフォンの機能である「音質」のほうの頑張りがかなり伝わってくる使用感です。十分に納得のいく性能と価格と言えると思います。

機能自体はものすごく割り切ってANCと音楽用Bluetoothイヤフォンに絞り込んだ設定になっていますが、こちらも価格を考えれば不満は出ないでしょう。むしろ中途半端にあれこれ組み込むよりも潔い作りに感じられます。

初めてのTWSイヤフォンとしておすすめできる一品です。