楽天モバイルはプリペイドSIMの契約ができる格安SIM。
楽天モバイルの格安SIMを試してみたい
短期間だけ複数端末で使いたい
このような方が契約するのにピッタリなプランです。 この記事では、楽天モバイル・プリペイドSIMの全知識を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
楽天モバイル・プリペイドSIMの料金プラン
プリペイドSIMは、使い切りのSIMカードです。
家電量販店や楽天モバイルの公式サイトから購入し、前払いで料金を支払います。
通常のSIMカードのように月額料金を支払うのではなく、契約時に決まった金額を支払い、その分に応じて通信をすることができるという仕組みになっています。
料金プランは以下の通り。
1カ月当たり1GB(1,000Mbps)なので、1日につき約33Mbpsの通信を行うことができます。
楽天モバイル・プリペイドSIMのリチャージ方法と注意点
楽天モバイルのプリペイドSIMは、残り容量が無くなってしまった場合に、追加でチャージをすることができるので、「思ったより容量が足りなかった」という場合にも安心です。
リチャージをする場合、初回契約と比べて比較的安く、期間も長めに設定されています。
また、500MB分の追加もできるため、用途に合わせて柔軟に対応できる点も◎ですね。
・500MB 1500円
・1GB 2000円
・2GB 3000円
使う容量・期間を逆算して追加してみましょう。
リチャージは次の3ステップですぐに行うことができます。
SIM情報・お客様情報をwebで登録
「メンバーズステーション」または「楽天モバイルSIMアプリ」にログインして、リチャージを申し込む
リチャージ完了
スマホ一台でできますし、初回の契約よりも簡単なのでその点は安心してください。
リチャージ前に必ず確認しておくべき注意点
プリペイドSIMにリチャージをする前に、必ず確認しておくべき注意点が3つあります。
リチャージした日から期間がスタートする
有効期限が終了したプリペイドSIMへのリチャージはできない
データ残量が0になった場合は、Wi-Fi環境下でないとリチャージできない
プリペイドSIMの利用期間が残っていたとしても、リチャージした日から期間がスタートされます。
例えば、残り期間2日の状態で1G分をリチャージした場合、残り2日はカウントされず、リチャージ日から60日間しか使うことができません。
とはいえ、有効期限が切れてしまったプリペイドSIMへのリチャージはすることができないので、期限ギリギリまでチャージしないというのも危険。
完全に期限が切れる前にリチャージを済まさなければいけません。
つまり、リチャージのタイミングが早すぎても遅すぎても良くないということですね。
さらに、リチャージ方法のところでも解説したように、リチャージには「メンバーズステーション」または「楽天モバイルSIMアプリ」にログインする必要があります。
この時にデータ通信が発生するため、プリペイドSIMが完全に切れる前にリチャージをする必要があります。
0になってしまった場合はWi-Fi環境下で通信をするようにしましょう。
ちなみに残りデータ容量も、メンバーズステーション・楽天モバイルSIMアプリで確認することができるため、残量が不安な方は確認してみてください。
楽天モバイル・プリペイドSIMの購入から設定までの流れ
次は、楽天モバイル・プリペイドSIMの購入方法・設定方法について解説していきます。
通常の格安SIMプランと比べてかなり簡単なので、安心してください。
まず、購入から利用までの流れは以下のようになります。
SIMを購入(ネット・店舗)
SIMを端末にセット
初期設定(APN設定)
利用開始
プリペイドSIMを購入すると、iTunesカードのようなパッケージに小さなSIMカードが入っています。
それをあらかじめ用意しておいた端末にセットし、初期設定を行います。
初期設定はAPN設定(スマホに「インターネットの接続先は楽天モバイルだ」と認識させる設定)をやるだけでよく、これが完了したらすぐにネット通信ができるようになります。
具体的なやり方はこちらのページ(https://mobile.rakuten.co.jp/prepaid/apn/)で図解されているので、参考にしてください。
設定後、初回通信をしたタイミングから期間がスタートします。
※ただし、初回利用期限というものがSIMパッケージに記載されており、その期限を過ぎてしまうと使えなくなってしまいます。長期間保存しておくということはできないので注意してください。
楽天モバイル・プリペイドSIMの返却方法
楽天モバイルは、契約終了後にSIMカードを返却しなければいけません。
返却先:〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F 楽天モバイル SIM返却係
送料:自己負担
期限:なし
SIMカードの破損・紛失があった場合は賠償金1万円を請求されることがあるので、取り扱いには十分気を付けてくださいね。
ただ返却の期限がないので、時間に追われずゆっくり対処できるのは良い点かと思います。
楽天モバイル・プリペイドSIMのデメリットや注意点
楽天モバイルのプリペイドSIMプランには、以下のようなデメリットや注意点が存在するので、必ず確認してください。
通話やSMSができない
端末は自分で用意しなければいけない(ドコモ対応・SIMフリー対応のスマホが必要)
長期間使うのならばコスパが悪い
順に解説していきます。
注意点①:通話やSMSができない
楽天モバイル・プリペイドSIMはデータSIMしかか購入することができないので、通話は使えません。
そのためSMSなどの機能も使えないので、用途に合っているか確認してから購入するようにしましょう。
注意点②:端末は自分で用意しなければいけない(ドコモ版・SIMフリー版のスマホが必要)
プリペイドSIMの使用では、端末を自分で用意しなければいけません。
さらに、楽天モバイルに対応している端末とそうでない端末に分かれているため、そのことも考慮し用意する必要があります。
楽天モバイルはドコモ回線を使っているため、「SIMフリー対応」か「NTTドコモ対応」のスマホを使うようにしましょう。(対応していない端末の場合はSIMロックという作業が必要になるため、かなり手間がかかります。)
詳しい対応端末一覧はこちら(https://mobile.rakuten.co.jp/device/)に書いてあるので、不安な方は参考にしてみてくださいね。
③:長期間使うのならばコスパが悪い
プリペイドSIMは短期間だけ使うのなら便利ですが、長期の利用となるとかなりコスパが悪くなります。
そのため、「1カ月だけササっと使いたい」という場合にはプリペイドが便利ですが、ある程度しっかり使いたいという方であれば通常プランの方がコスパは良くなります。
楽天モバイル・プリペイドSIMのメリット
楽天モバイル・プリペイドSIMのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
短期間、かつ低用量の通信を使いたい場合にコスパが良い
余計な手続きやオプション加入などが一切必要なく、契約したらすぐに使える
格安SIMは契約時の面倒な手続きに時間を取られてしまったりするので、そういったことが嫌な方であれば、プリペイドSIMがおすすめできます。
楽天モバイル・プリペイドSIMに向いているのは以下のような方です。
楽天モバイルの格安SIMを試してみたい(速度や電波強度など)
短期間だけ複数端末で使いたい
一時的に子供にスマホを持たせたい
楽天モバイル・プリペイドSIMの速度や電波の口コミは?
最後に、楽天モバイルの回線は快適に使えるのかどうかを確認します。
まず、通信速度は最大262.5Mbps。(ただ、これはベストエフォートなので実際に使うともう少し遅いです。)
回線はドコモと同じものを利用しているので、ドコモ回線がカバーしている日本全国で使うことができます。
口コミを探して見ましたが、プリペイドSIMの利用者の声がなかなか見つからなかったので、通常プランの口コミも合わせて紹介します。(性能は同じなので参考になるはずです。)
日本帰国中、モバイルwifiかプリペイドsimかなやんだんだけど
今回滞在2ヶ月なので
楽天モバイルのプリペイドがコスパ良さそうでした。90日2GBで3,980円、事務登録手数料なし。
家にはwifiあるので、外出用だけで使うならば
一番安そうです。— ちあき@ブルガリア(バンスコ)ゆるデュアルライフ (@qianming_hptw) 2019年4月13日
格安SIM使うなら値段は少しだけ割高になるけど、UQモバイルとYモバイルが通信速度が圧倒的に速くておすすめです。
楽天モバイルにしたいんだけど、昼と夜の時間帯が遅いんだよな😱
その時間帯だけ高速モードに切り替えるようにしても速度が遅いのだろうか🤔— 投資家ぺけ/YouTube (@peketoushika) 2019年12月18日
昨日から楽天モバイルにしたんだけど1枚目が通常の速度、2枚目が高速通信オフモードの速度。通信制限になっても1Mbpsぐらい出るなら余裕かも。不機嫌にならないやつ。
ちなみに3枚目はWi-fi!Wi-fi! pic.twitter.com/2XfvkTqrYn
— しょう@aurora ark (@bump_of_radish) 2019年12月20日
やはり格安SIMということもあり性能の良い回線ほどの力は発揮できないようですが、普通に使う分には悪くない速度が出ていますね。
短期でサクっと使いたい方にはおすすめできるプリペイドSIMです。