TOKAIコミュニケーションズのMVNOであるLIBMOは、ドコモの回線を使用していることや、太陽料コースが設定されている理由で、人気急上昇中です。
その人気急上昇の格安SIM、LIBMOには、ネットショップで購入できるエントリーパッケージが用意されています。
エントリーパッケージの使い方によっては、公式サイトで普通に契約するよりもお得になる可能性があります。


目次
LIBMOエントリーパッケージとは?
LIBMOの申し込みは公式サイトで行う人が多いでしょうし、静岡県内の人は店舗で行うこともあるでしょう。そのLIBMOの申し込みには「エントリーパッケージ」という3つ目の方法があるのです。
エントリーパッケージには、エントリーコードが記載されています。これを公式サイトの専用ページで打ち込んだうえで、通常と同じように手続きを行うと、SIMが送られてきます。
また、エントリーパッケージには申込方法が詳しく記載されています。1人で手続きを行うのは不安だという人にとっては、心強いサポートとなってくれます。
注意してほしいのは、エントリーパッケージを購入してもSIMは付いてこないということです。
付属しているのは入力するコードのみで、公式サイトで手続きしないとSIMは入手できません。


LIBMOエントリーパッケージは何がお得?
では、普通のLIBMOの申し込みと、エントリーパッケージではどのような点が違っているのでしょうか。主なものとしては、以下の3つが挙げられます。
- 初期費用3000円が無料に
- 最大3ヶ月間400円割引
- データ通信のみやMNPにも対応
初期費用3000円が無料に
LIBMOをはじめとするMVNOの申し込み時には、SIM料金400円に加え、契約事務手数料3000円が必要です(いずれも税別)。この出費はちょっと痛いかもしれません。
ところが、エントリーパッケージの場合は、この契約事務手数料がなくなるのです。エントリーパッケージそのものの価格を引くと、税別で2600円お得になるのです。
契約事務はそれなりに煩雑なので、料金がかかるのは仕方がないと思っていた人もいるでしょう。そういう人にとっては、予想外のメリットと言っていいでしょう。
エントリーパッケージを販売しているMVNOは、契約事務手数料免除を特典にしているところが多いです。LIBMOも、そのうちのひとつというわけですね。
最大3ヶ月間400円割引
LIBMOエントリーパッケージのメリットは、それだけではありません。利用開始から最大で3ヶ月間、料金が400円割引になるのです。
400円といっても、毎月の利用料金が高い大手キャリアなら雀の涙かもしれません。しかし、利用料金がリーズナブルなLIBMOの場合、この400円の差が馬鹿にならないのです。
一例を挙げれば、音声通話付き3GBコースの場合、割引なしだと毎月の基本料金は1580円です。これが1180円になるのですから、ほぼ25%の割引ということになります。
3ヶ月間適用されれば1200円ですから、ほぼ1ヶ月分の基本料金です。事務手数料免除と合わせると、エントリーパッケージは3800円お得になるというわけですね。
データ通信のみやMNPにも対応
エントリーパッケージが適用されるのは、音声通話付きSIMだけではありません。音声通話の付いていない、データ通信SIMの申し込みにも利用できるのです。
iPadをはじめとするタブレットの場合、音声通話付きSIMは必要ありません。このため、より価格の安いデータSIMを使用しています。LIBMOの場合、3GBだと基本料金は880円です。
これに400円の割引が適用されれば、月々480円となります。ほぼ半額になるわけですから、エントリーパッケージのメリットは大きいです。
また、現在利用しているキャリアでMNP手続きをしていれば、MNPへの対応も可能です。ただし、MNP転出元に払う手数料などは、こちらが負担することになります。
LIBMOエントリーパッケージにはデメリットも
エントリーパッケージには、デメリットがないわけではありません。主なものとしては、次の2つが挙げられます。
- 使用開始までに少し手間がかかる
- 公式サイトの割引サービスは受けられない
使用開始までに少し手間がかかる
エントリーパッケージはネットショップで購入するので、申し込みしてから到着するまでに多少の時間がかかってしまいます。
また、パッケージが到着してから公式サイトで申し込みを行うので、そこから先は直接申し込むのと同じ時間がかかるのです。
結果として、エントリーパッケージを購入してから到着するまでの時間が、余計にかかってしまうことになります。手間も少しだけ増えます。
ただ、MVNOを直接申し込むのは不安だという人にとって、エントリーパッケージの説明はありがたいものです。どちらを重視するかは、人によると言えます。
公式サイトの割引サービスは受けられない
エントリーパッケージを利用した場合、公式サイトで行われている割引プランは利用できません。二重に割り引いてもらうわけにはいかないというわけですね。
LIBMOでは申し込みから半年間、毎月400円の割引を行っています。この割引については、エントリーパッケージの利用者には適用されません。
また、通話プランの場合はこれに加え、毎月600円の割引を行っています。上記と合わせれば月々1000円の割引になるというわけです。
この割引も、エントリーパッケージの利用者には適用されません。この点については、前もって理解しておいた方がいいでしょう。
LIBMOエントリーパッケージと公式サイト、どっちが安い?
では、LIBMOエントリーパッケージを利用した場合と、公式サイトの割引サービスを利用した場合、どちらがリーズナブルになるのでしょうか。
LIBMOエントリーパッケージの場合、契約事務手数料免除と、3ヶ月間の400円割引によって、実質3800円お得になります。
これに対して通話プランの場合、毎月1000円が半年間、割引になります。割引額は6000円ですから、通話プランの場合は公式サイトでの申し込みがお得になります。
これに対してデータプランの場合、半年間の月額割引料金は400円で、トータルの割引額は2400円となります。こちらについては、エントリーパッケージの方がお得です。
つまり、通話プランの場合は公式サイトの方がお得で、データプランの方はエントリーパッケージの方がお得ということになります。
LIBMOエントリーパッケージはどこで買うの?
KIBMOエントリーパッケージを取り扱っているのは楽天、Amazon、Yahooショッピング、Qoo10といった大手ネットショップです。価格は税抜きで400円となっています。
これに税金分が入ります。ネットショップによりますが、実際の価格は432円もしくは440円になります。具体的にはアマゾンが432円で、それ以外は440円です。
家電量販店をはじめとする一般的な小売店では、取り扱っていません。静岡県内にあるLIBMOの窓口についても同様です。
余談ですが、Amazonで取り扱っている商品の中には、Amazonプライム1年分が特典として付いてくるものもありました。現在は取り扱いを中止しているようで、少し残念です。
まとめ~データプランなら間違いなくお得!
LIBMO公式サイトではさまざまな割引サービスを行っており、通話プランについてはエントリーパッケージを利用するよりも、公式サイトから申し込んだ方がリーズナブルになっています。
しかし、データプランについては公式サイトの割引サービスがあまりお得ではないため、エントリーパッケージを利用した方がリーズナブルです。
初期設定について細かく説明してくれるメリットもありますし、タブレットなどでデータプランを利用するならエントリーパッケージの利用がオススメということになりそうです。
ただ、びっくりするほど安くなるわけではないので、「ちょっとややこしい」「めんどくさそうだな」と感じた人は、普通に申し込むのもアリです。

